今日のマネックスメールの中でFPの中村芳子氏の連載「10年後に笑う!マネープラン入門」で「1%の勇気」というのがありました。
金銭教育についてに盛んになってきているがその要素として「働く」「稼ぐ」「使う」「貯める」「投資する」「寄付する」の6つがあるが、日本人は「寄付する」がもっとも欠けているのではないか?と。
自分は読んだことがないのですがロバート・キヨサキ氏のベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」の中にも10分の1税という事で年収の10分の1を神へ返すという事が書いてあるらしいです。
教会へのなじみのない日本人は、これを「助けを必要としている人へ寄付する」と解釈してはどうかというのが中村氏は提案しています。
10分の1を寄付するとなると年収500万円の人で50万円。
いきなりこれを実践するには躊躇してしまうだろうから1%の寄付ではどうでしょうか?という内容でした。
年収500万円の人で年間5万円もしくは月4,200円。
ちなみに自分は今年ウォーレン・バフェット氏の寄付に触発されて年収の2%の寄付を目指して毎月定額を寄付するようになりました。
政府から認定されているNPOへ寄付した場合、確定申告をすることで寄付金控除をうけることができます。
寄付金控除の額は
1.その年に支出した特定寄付金の合計額
2.その年の総所得金額等の30%相当額
のどちらか低い方の金額ー5,000円になります。
年収500万円の人が5万円寄付した場合、寄付金控除額は
50,000円-5,000円で45,000円
になります。
年収が330万円~900万円までの人(ほとんどのサラリーマンはここに相当すると思いますが)の所得税率は20%ですので確定申告することで
45,000円の20%=9,000円
を所得税から返還してもらうことができます。
1%の勇気、あなたも実践してみてはいかがでしょうか?