モーニングスターのファンド分析レポート2007年度版がAmazonから届きました。
「まっとうな資産運用」のための情報収集を
という項目から始まるこの本はいわば投資信託の会社四季報です。
モーニングスターのファンド・オブ・ザ・イヤー2006を受賞したファンドの分析から始まり、300の投資信託についての分析レポートが掲載されています。
ちなみにこのファンド分析レポートですが、同じくモーニングスターが発行している月刊誌Fund Investorにある分析レポートとほぼ同じ情報が載っているものの、コメントなんかはFund Investor誌の方が多いです。
こっちの方が一覧性があるという意味で優れていますけど。
しかしあれですね。
はじめにある「まっとうな資産運用」のための情報収集をという文章の最後に
毎月分配型の次のステージに進んでほしい
という文があるのですが、であればファンド・オブ・ザ・イヤーの選考ももう少しどうにかしたらどうだ?という気がします。自分で毎月分配型ファンドに優れたファンドだっていう賞を与えてるんじゃね。
投信好きには見てて飽きない本ですが、いいなって思えるファンドは数少ないです。