日経ヴェリタスOnlineにグローバルソブリンオープンについて国際投信 山内副社長のインタビューが掲載されました。
「タコ配?とんでもない」 グロソブ生みの親に聞く(日経ヴェリタスOnline)
それによると設定直後にロシア危機などがあったが販売会社が個人投資家に値下がりの原因を説明するのは困難なため、運用会社が直接個人投資家に報告するというグロソブモデルができあがったそうです。
タコ配批判について
そもそも、投信の資産はすべて投資家のもの。そこが利害関係者がたくさんいる企業とは決定的に違います。投資家が受け取る分配金は、もともとすべてその人のものです。企業の違法配当をさす「タコ配」と、投信の分配金を同列に論じること自体がおかしいのではないでしょうか
と回答していますが、違法配当って意味でタコ配って言ってるつもりはないんですけどね。
色々賛否両論ある投信ですけど、毎月分配金をもらいたいという人にとっては税金が毎月とられようが、どうせ毎月現金が欲しいわけですから、その分を解約したって税金はとられる訳です。しかも解約すると信託財産留保額までとられちゃうし。
と、考えたら投資家側のニーズに合っているのであれば別に目くじらをたてなくてもいい気になりました。
若年層が分配金再投資で買っているのであればもったいないことするなぁとは思いますけど、もともとグロソブ購入者は現役を引退した人が多いでしょうし。
コストが高くても運用会社から直接報告を聞きたいというニーズがあって、それに応えているのであればそれは立派なビジネスモデルなのでいいのかなと。
個人的にはやっぱりもったいないなぁとは思いますけど。