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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

釧路は石川啄木ゆかりの街って言ってるけど

朝日新聞の土曜夕刊に石川啄木についての連載があるのですが、今週はちょうど釧路にいた時の事について書いてありました。

釧路新聞(現北海道新聞)に実質的な編集長として来たものの、最終的にはこの街は自分の器には小さすぎるとして2ヶ月ほどしかいなかったそうです。

そんな扱いを受けているのに釧路は啄木ゆかりの地として観光に生かそうとしてますけどいいんだろうか?

この連載、啄木が東京の朝日新聞に勤務していた時に欠勤しがちだったり給金を前借りしていた様子なんかも書かれていてなかなか人間味あふれる啄木像が見られて面白いんだけど、芸術家故なのか典型的なダメ人間に見えるんですよね。

釧路にいる時も看護士と芸者と関係を持って二人が家の前で鉢合わせしてお互いゆずらず明け方まで帰ろうとしなかったことを「女はやはり女であると考えて・・・不愉快で不愉快でたまらない程世の中が厭になった」と日記に書いているし、立派な人でなかった事は確かだな。