今日の日経ヴェリタスによるとイスラムのシャリア指数に連動する日本株ファンドを三菱UFJ証券が4月末に販売するという記事がありました。
日本株バリュー&シャリア・ファンド
ダウ・ジョンーズが算出するイスラミック・アジア・パシフィック大型株指数に含まれる日本の10銘柄が投資対象だそうです。
そんで信託報酬は1.75%で一般的な日本株アクティブファンドとほぼ同じ水準だとさらっと記事には書いてありましたが、インデックスファンドなのにアクティブファンドと同水準って問題だと思うんですけど、さすが日経。
たったの10銘柄への投資、しかもインデックス連動型なのにこの信託報酬はあまりにもボリすぎだと思います。
※4/15追記
目論見書を見たらクロッキー日本株戦略(最大30銘柄)75%とクロッキー日本株イスラミック戦略(最大10銘柄)25%のミックス運用とのことでした。
コストがかかる運用なのはわかりましたが、わざわざパフォーマンス連動債にしたのはやっぱり納得できません。
ファンド本体部分で1.029%(税込)、指数に連動するユーロ円債に0.725%(税込)の指定手数料がかかるのが原因らしいのですが、わざわざユーロ円債にしなくてもいいんじゃない?
他にもゴールドマンがBRICs株式インデックスファンドを三菱東京UFJ銀行で販売するそうです。
こちらは信託報酬が1.33%。
FoFsなのでこのくらいの信託報酬になってしまうのは仕方がない気がしないでもないですが、できれば自前で運用して信託報酬を抑えて欲しいです。
インデックスファンドへの投資が一般的に知られるようになって、高コストなインデックスファンドが設定されるようになってきましたね。気をつけないと。