株価対策として銀行等保有株式取得機構が市場からETFを購入して、数年後にETFに転換できる元本保証付き債券を発行する検討が始まったようです。
・株価が上がったらETFに転換して売却益を得る
・株価が下がっても国による元本保証付き
・・・非の打ち所の無い最強の金融商品と言えるでしょう。
もし、発行されたら当面使う以外のお金はこれにつぎ込みたくなるくらい魅力的です。
(そういえばこれと逆に株価が上がったら債券の金利を払い、株価が下がったら株券で払い出しというEB債ってのが昔流行りましたね)
とはいえ、株価が下がった際の元本保証は税金で賄われるわけですから、日本国民としては見逃せないところです。
そもそも、そこまで個人投資家にとっておいしい商品をつくってまで株価対策をする必要があるんでしょうか?
だまって国がそのままETFを売って税金の足しにした方がいいんじゃないかな?
他の国が円建てでそんな債券を発行してくれたらすいませんねえって言いながら買いたくなりますが、日本でそんな債券を発行したらまずいでしょ。
あまりにも甘い蜜すぎてちゃんとした投資家が育たないと思います。
証券会社もそんな魅力的な商品を国から出されたら商売上がったりじゃね?