日興アセットマネジメントが先進国株式と
新興国株式のインデックスに連動する
ETFを
東証に上場させることが決定しました!
日興アセットマネジメントの
プレスリリース
先進国の株式インデックス(
MSCI KOKUSAIインデックス)に連動する「上場インデックス
ファンド海外先進国株式(
MSCI-KOKUSAI)」が1月29日上場予定。
東証のコードは1680
新興国の株式インデックス(
MSCIエマージングマーケットインデックス)に連動する「上場インデックス
ファンド海外
新興国株式(
MSCI エマージング)」が2月24日上場予定。
東証のコードは1681
実質信託報酬はいずれも税込で0.2625%と
eMAXISを軽く超える低コストっぷり。
純資産総額に対して年率 0.2625%(税抜 0.25%)程度を乗じて得た額が実質的な信託報 酬となります。信託報酬率の内訳は、当ファンドの信託報酬率が年率 0.1575%(税抜 0.15%)以内、投資対象となる投資信託証券の組入れに係る信託報酬率が年率 0.105% (税抜 0.1%)程度となります。上記の他に、信託財産で保有する上場投資信託証券の貸 付を行なった場合は、受取った品貸料に 0.525(税抜 0.5)以内を乗じて得た額を収受しま す。
ファンド・オブ・ファンズ形式ですので
ファンド自体が0.1575%(税込)、組入
ファンドが0.105%(税込)
気になる点としては信託財産留保額が0.3%設定されていますので、これがどう影響するかです?
もう一つ気になる点は・・・
プレスリリースの7ページ目にある「その他のファンドについて」という項目。
ここにこんな文言があります。
信託報酬(年率) 上限0.9975%(税抜0.95%) 有価証券の貸付を行なった場合、受取った品貸料に0.525(税抜0.5)以内を乗じて得た額を加えます。
突然現れる信託報酬上限0.9975%のファンドは一体なんなんでしょう?
実質信託報酬0.2625%を信じたいところですが。
1月8日追記
プレスリリース中に出てくる日興AMのETFラインナップにあるその他のファンドの事を指すようです。
インデックス投資ナイトを目前に控えて突如現れたまさに待ち望まれていた長期投資における柱となるべき
ETFの登場をまずは心から喜びたいと思います。
それにしても、今回の
インデックス投資ナイトと二次会の
インデックス投資交流会ではインデックス
ファンドvsETFという話題で盛り上がりそうです。
ここまで
ETFの登場を喜んでおいてなんですが、ちなみに僕は販売手数料がかからないし、分配金を再投資も自動で済むのでインデックス
ファンド派です。
ETFにして分配金をリバランス原資というのも魅力的ではあるんですけどね。
いずれにしても上場したら
流動性、あとは投信の実質価値NAVと市場価格との乖離率についても注視してみたいと思います。
要望だけして、いざ上場してみたら誰も買わなくて償還というパターンにはなって欲しくないので、ある程度は買いたいと思いますが。
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