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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

かいたく投信、浪花おふくろ投信、楽知ん投信が合併

2008年4月に運用を開始した独立系直販投信会社3社が4月1日付で合併してクローバーアセットマネジメントとなる方針が発表されました。(正式には各社の臨時株主総会で承認されてからになります) 内藤忍さんからは3社合併した方がいいんじゃないですか?というのは昨年から話が出ていましたし、なかなか純資産額が当初予定していたように増えていかないのでいつかこうなるんじゃないか?と思いながらこれまで応援していましたが、遂にこの日が来てしまいました。 合併に関するお知らせ(かいたく投信) 合併のお知らせ(浪花おふくろ投信) 合併に関するお知らせ(楽知ん投信) 合併の理由などはおふくろ便りにわかりやすく書かれています。 長期保有型の投信を運用しているという根っこが一緒なので合併により、事務管理業務を効率化できるというのが狙いです。 現在それぞれの会社で運用されているファンドは似ていると言われながらも、それぞれ運用方針が異なるため合併後も引き続き運用を続けるという事です。(信託報酬なども違いますからね) 楽知ん投信とかいたく投信は同じビルの同じフロアに本社を持つので、合併によって確かに業務効率は上がるかもしれませんがせっかく大阪で頑張っていた浪花おふくろ投信の扱いをどうするのかが気になるところです。 セミナーを積極的に開催して関西圏の顧客が多いという特徴を持っているだけに合併で大阪オフィスを閉鎖してしまうのであれば勿体無い話です。(きっと大阪の事務所は残るのではないかと思いますが) 1月28日追記:  浪花おふくろ投信のレポートを見ると新会社の本社は大阪になるようです。 また、3本のファンドをそのまま継続して運用し続けるというのも考えものです。 これまでは各社がそれぞれの想いで、自社のファンドを販売していましたが今後は同じ会社が長期投資に向いているんですという根っこが同じファンドを3本販売することになります。 同じ会社になるのだからこそ、これまで以上に3本のファンドの違いを明確に伝えないといけなくなるはずです。 そして、どのファンドを売るのに注力するんだろう?という所で、ファンドも一つにまとめた方がいいんじゃないか?というのも議論に上ってくるのではないでしょうか? セミナーを開催するにしても、同じ会社が運用しているもので、どれも長期投資に向いてますが選ぶのはお客様ですっていうのはやりにくいと思うんですよね。 普通の運用会社は似たような商品を複数作っても販売会社を変えて売っているので良いですが、直販だとそうもいかないのではないでしょうか? やっぱりこのファンドは自分たちが自信を持って運用しているのでオススメです!って強く訴えたいですよね。 商品の性格が変わるわけではないので応援し続けますが、この3社合併の行方については引き続きウォッチしていきたいと思います。 最後になりますが、この件についてかえるさんのブログエントリーを紹介します。 おふくろ投信さんからびっくりな報告(かえるの気長な生活日記。)