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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

2005年末時点でのポートフォリオ

今日で今年の日本の株式市場も終わり。

日経平均は最終的に昨日より232.77下がって16,111円43銭で終わりました。

今年の始め(大発会)では1,1458円27銭でしたから1年で40.2%上昇したことになります。周りを見渡すと一般紙や週刊誌まで株、株のオンパレードで相当強気になっているようです。

ただ、こんなに株価が上がるのは滅多にないことで、来年は反動があるのではないかと思っています。確かに、バブルの頃よりも企業収益は上げていますが株価はまだバブル絶頂期には遠く及んでいません。

でもバブルの株価は買われすぎだった価格だったことも忘れてはいけません。あれを基準にまだまだイケルと判断すると痛い目に合うのではないでしょうか?

僕も2010年まで先を見越せばまだ日経平均は上がると思いますが来年という話になるととても強気になれません。

おかげさまで今年は個人的に保有していた株やミニ株(パルコ/西友東京テアトル/スーパーバッグ/ポケットカード)は順調に株価を上げて年初と比較すると2倍以上の評価額になりました。

テアトルは買値の5倍、パルコも買値の4倍を超えるところまで行ってしまったのは正直予想外でしたが、ITバブル崩壊後に株式投資を開始したのでこんなバカみたいに上がる相場は初めてで、ただただ驚いてるのと同時に、これがバブルってやつなんだなぁと。

今年6月時点の資産と今日時点の資産総額を比較するとボーナスや毎月の積立で増やしたとはいえ30%以上増えてしまいました。これは明らかに上がり過ぎです。

個人的にはみんなが悲観的になるくらい安くなった所に資金を投入するのが好きなので2002〜2003年にかけての下落相場の方が居心地が良かったです。安心して株を買えましたし。

先に上げた保有株は売る予定のない株なのでそのまま継続保有しますが、SGターゲットジャパンファンドは先日全て解約しました。

そのお金で代わりに外国株(朝日Nvestグローバルバリュー株オープン)、外国REIT(ワールドリートオープン)、商品インデックス(住信コモディティオープン)、現金に割り当て、日本株への投資比率を下げました。(46%→38%)

シーゲル教授の新刊を読んで、国際分散投資への思いをより強くしたので世界における時価総額ベースの日本株10%とまではいきませんが25%くらいまで日本株の比率を下げていく予定です。

日本株への比率を下げつつ外国株ファンド(朝日Nvestグローバルバリュー株オープン)を購入しますが1銘柄20%を超えた部分については、AIGワールド株式オープンもしくはMSCIコクサイインデックスに連動するインデックスファンドへの投資を考えています。

また、世界REITコモディティオルタナティブ資産部門も徐々に比率を上げて行きます。

2006年末時点でのアセットアロケーションの目標値は

日本株 35%

外国株 40%

国債券 10%

世界REIT 5%

コモディティ 5%

現預金 5%

これに+-5%の範囲内に収まればいいなぁと思っています。

基本的に売却を伴うリバランスは行わず、追加資金の調整でリバランスを行います。

最後に、総資産ベースでの2005年の成績は+41.17%(資金追加含む)と辛うじて日経平均以上をキープできました。とはいっても住宅ローン残高>金融資産なのでまだまだですけどね。

来年もゆっくり着実に資産形成していきたいと思います。

<2005年末時点でのポートフォリオ

日本株:38%>

さわかみファンドt19%

個別株 19%

<外国株:40%>

バークシャーハザウェイB株(BRK.B) 20%

朝日Nvestグローバルバリュー株オープン 20%

AIGワールド株式オープン 0%

<外国債券:12%>

住信国債券オープン3M 10%

FWFインターナショナルボンドファンド 2%

<その他:2%>

住信コモディティオープン 1%

ワールドリートオープン 1%

<現預金:8%>

現預金:8%