独立系FoFs7本の実質信託報酬をランキング形式で発表する企画の第二回はベスト3の発表です。
現在残っているトップ3はこの3本
セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)
かいたくファンド(かいたく投信)
らくちんファンド(楽知ん投信)
それでは第三位の発表です。
実質信託報酬:1.44%
ファンド信託報酬:0.945%
ニッポンコムジェスト・エマージングマーケッツ・ファンドSA 19.5%(信託報酬1.05%)
ニッポンコムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA 15.8%(信託報酬1.05%)
さわかみファンド 11.4%(信託報酬1.05%)
TMA長期投資ファンド 10.5%(信託報酬0.49875%)
現金比率:42.8%
ファンド信託報酬は0.945%と高いながらも現時点で現金比率が42.8%と高いことから実質信託報酬が3位でした。
ほぼ同時期に設定されて組み入れファンドも近い浪花おふくろ投信と比較しても信託報酬の高いハリスのファンドがない分こちらが有利に働きそうです。ただし、信託報酬の低いTMA長期投資ファンドの組み入れ状況によっては逆転されることも十分ありえます。
第2位は
実質信託報酬:1.38%
ファンド信託報酬:0.567%
さわかみファンド 22.4%(信託報酬1.05%)
ニッポンコムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA 17.0%(信託報酬1.05%)
T.ロウ・プライス・ファンズSICAV - USラージキャップ・バリュー・エクイティ・ファンド 12.8%
ニッポンコムジェスト・エマージングマーケッツ・ファンドSA 10.0%(信託報酬1.05%)
現金比率:22.3%
バンガードとT.ロウ・プライスの信託報酬が不明ですが、月次レポートによると実質信託報酬は1.38%という事です。
ファンド信託報酬も0.567%と低く、さすが低コストを売りにしている独立系投信会社のアクティブファンドです。
セゾン投信といえばグローバルバランスファンドが有名ですが、こちらもFoFsとしては十分に低コストで構成されています。あまり人気がない印象ですが、実力者に育つ素質は十分にありそうです。
栄えある第一位は・・・
実質信託報酬:1.16%
ファンド信託報酬:0.735%
CIFグローバル・エクイティ・ファンドクラスA 16%(信託報酬1.00%)
ニッポンコムジェスト・エマージングマーケッツ・ファンドSA 8%(信託報酬1.05%)
ニッポンコムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA 5%(信託報酬1.05%)
現金比率:46%
第一位は実質信託報酬1.16%という断然の低コストでかいたくファンドでした。
ファンド信託報酬も0.735%と独立系FoFsの中でセゾン投信に次ぐ安さ。今回は現金比率の差で1位になった感がありますが、低コストなTMA長期投資ファンドの比率も高く、今後も安定して低コストFoFsとしての座を守りそうな感じがします。