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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

アイスホッケー初観戦

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今日、友人に誘われて東伏見で行われたアイスホッケーのコクド=日本製紙クレインズ戦を観に行ってきました。アイスホッケーが盛んな釧路に住んでいた事もあり、学校の授業でもアイスホッケーをやってましたが、実際の試合を観るのは初めてです。

ルールも、当日の朝に確認して20分1ピリオドで、間に15分の休憩が入るという事や、選手は試合進行中に自由に入れ替わるなどを勉強しました。いやー、授業じゃミニゲームしかやらなかったからねえ。本当はこういうルールだったんだ。

東伏見に着くと意外な事に(失礼だろ)駅周辺が混雑しています。これってドラマ効果なんでしょうか?アイスリンクなので中は寒いかもとか思いつつも冷たい飲み物を外で買って中に入ります。

・・・寒っ!

氷が溶けない程度の気温を予想してましたが、実際は結構寒いです。今日はひざかけを無料で貸し出ししていたのでvegeはそれを使ってましたが、女性には冷えるので観戦も大変そうです。、

試合前の練習でも、選手の方々が結構パックを飛ばしてます。自分たちが座った指定席だと保護する壁が前にないのでちょっと怖いんですが、まあ真ん中なのでそうは飛んでこないだろうと。

あれ、当たったら確実にケガします。前で観るのであれば野球観戦以上の注意が必要ですね。

ちなみに、日本製紙クレインズは釧路がホーム(クレインズは丹頂鶴)、コクドは地元西武鉄道とコクドが合併したチームという事でどっちを応援したらいいんだーというおまけ付きです。とりあえず、今の地元という事でコクドを応援することにしてみました(裏切り者?)。

試合が始まるとセットプレー?の度に音楽が流れて、審判がパックを氷に落とすと同時に音楽が止まります。ここら辺の演出はなかなか心憎いのですが、見方によっては椅子とりゲームの様です。でも、あんなにほのぼのしてませんけど。

で、感想なのですが氷の上を滑るのでかなりスピード感がある上に、結構なんでもありな格闘技で面白いです。とりあえず敵選手とはぶつかっておけって感じに衝突はするは、転ばせても起き上がるまで押さえつけているは、スティックで相手を抑える、叩くなどは普通に行われています。

サッカーなんかだと即刻カードが出るようなプレーにも全く審判は反応せずにプレーは続くので、割とわかりやすく初めてでも楽しめます。パックの取り合いではつかみあいのケンカさながらの様相で争いますし、パック周辺では選手同士のぶつかり合いがあったりと迫力満点です。

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最前列で観たら選手が透明な壁の前に激突してきたり、パックが目の前に飛んできたりするのでかなり迫力あるんじゃないでしょうか?キーパーと他5人の選手が時折、入れ替わりながら氷の上をスピーディーに移動するので展開がめまぐるしく、あんまりぼーっとしてられません。

寒いのも、20分毎に休憩が入るので温かい飲み物を買ったりしてなんとか耐えられますし。

でも、ここのココアは250円もするのに薄くて美味しくなかったです。vegeは損したとかなり悔やんでました。

試合の方は第二ピリオドが終わった時点で5−2とコクドが押していたのですが、第三ピリオド17分31秒(残り2分29秒)に日本製紙クレインズが1点を返して5−3となると、クレインズはなんと、キーパーを退げて6人(全員)攻撃に出ます。そして遂に残り22秒で更に1点追加の5−4として、場内は盛り上がる、盛り上がる。結局その後も6人全員攻撃をしたものの、。惜しくも届かず5−4でコクドが勝ちました。

自分達がスポーツを観に行くと0−1とかの単調なゲームになりがちでvegeが眠そうにすることが多いのですが、これは眠くなる暇もなく面白かったです。野球と違って寒いのでビールを飲めないというのもあるし、眠ったら寒くて死んじゃうかもしれないし(ウソ)。

アメリカのNHLはかなり人気のスポーツなのですが、悲しいかな日本ではアイスホッケーはかなりマイナーなスポーツです。でも、一度行ってみると虜になる面白さがありまね。今や日本リーグも4チームで構成されているだけという寂しい状況ですが、ドラマもやっていることですし、そこから興味を持った人達も一緒になって盛り上がっていければいいなと思いました。

また、観に行きたいなあと思ったら東伏見のゲームは明日で終わりでした。うーん。

[コクドアイスホッケーチーム]:http://www.kokudo.co.jp/icehockey/

[日本製紙クレインズ]:http://www.npaper.co.jp/hockey/index.html