自民党が整備新幹線の未着工区間のうち北海道新幹線の新青森―新函館(北海道)、北陸新幹線の富山―石動(富山県)と金沢―松任(石川県)、九州新幹線・長崎ルートの武雄温泉(佐賀県)―諫早(長崎県)の3線4区間について来年度に着工することを決めましたね。
遂に子供の頃から聞かされて来た北海道新幹線が実現されることになりそうです。青函トンネルを新幹線対応にしておいた甲斐があったってもんです。
とはいえ、今回はとりあえず函館まで。一歩一歩進んでるのはわかるけど、延伸したのはいいけど利用者少なすぎて札幌まで伸ばすのやーめたって中途半端なことにはならないでしょうね?
函館までって中途半端すぎるんですけど・・・・
並走する在来線が第三セクターになるっていうのがなければ新幹線開通は喜ぶべきことなんでしょうけど、これがやっぱり地元には痛いと思うんですよ。例えば札幌まで開通したとして北海道の函館〜札幌の日本海側ルートは第三セクター化されることになります。
ただでさえ儲かってなさそうな路線なのに地元に押し付けられても困りますよね。しかも、新幹線の利用客の目的は札幌だろうし。高速道路が通過するようになって、ますます寂れた街のようになってしまうんじゃないかと。
そして読売新聞の借金をしてまで未着工区間に手をつけるんじゃないという地元紙ではない冷静な意見も国鉄の惨状を考えたら納得できます。
ちなみに、開通したら東京から函館まで何時間かかるのか知りませんが、自分だったら函館出張で新幹線を使うことはないだろうなあ。
[北海道新幹線のページ]:http://www.pref.hokkaido.jp/skikaku/sk-stsku/index.html
[北海道新聞6月4日社説 北海道新幹線*着工へ道筋は見えたが]:http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040604&j=0032&k=200406041884
[読売新聞6月4日社説[整備新幹線]「『借金しない』は最低限の節度」]:http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040603ig90.htm