このblogでも何回か取り上げて来た西武鉄道による有価証券報告書への虚偽報告事件、結局東京証券取引所は西武鉄道を上場廃止とすることを決定しました。
西武鉄道は管理ポストから11月17日をもって整理ポストへと移り、一ヶ月後の12月16日に上場廃止となります。
しかーし、西武鉄道もただでは転びません。今年度中のJASDAQ市場への再上場を目指して野村證券と手を組んだようです。そして、個人会計士が監査をしていたのを中央青山監査法人という大手に監査を依頼するように調整中とのこと。(東証一部上場企業が監査を個人会計士に依頼してたなんて驚きです)
実質オーナーの堤コクド前会長が「西武鉄道が上場している意義がわからない」というスタンスだったにしては、すごい粘り腰です。
再上場するのであれば、沿線住民は優待パス狙いで株を買っておいてもいいのかもしれません。かな〜り危険な賭けなのでよした方がいいと思いますけど。
株をギャンブルだと思っている人はきっと手を出すんでしょうね。