99年に株式売買手数料が自由化された事により、ネット専業の証券会社が誕生し、既存の営業マンが売り歩くスタイルよりもコストを切り詰めて売買手数料を大幅に引き下がりました。
今にして思えばなんで株の売買手数料を規制する必要があったのかと思いますが、投資信託の販売手数料はさらに前から自由化されているにも関わらず、高止まりしたままです。
一般的な株式投資信託の販売手数料は3%+消費税で3.05%。
これはネット専業の証券会社でも旧来の証券会社でも銀行でも基本的に変わりません。
買った瞬間3%マイナスでスタートするというのはなかなか気分的につらいものがあります。(金額が大きいとなおさら)
自分の場合30年以上の長期投資予定ですので、気にしなければいいのかもしれませんが30万円購入すると1万円の販売手数料がかかるわけで、株の売買手数料が安くなった今となっては割高感は否めません。
販売手数料はすべて販売会社の懐に入るので、営業努力で安くできると思うんですが・・・。投信の設定でも最高何%という記載で、別に手数料を安くすることを規制してはいないと思います。
今日、マネックス証券とHSBCアセットマネジメントのインド/中国株投信の勉強会に行ってきて、追加で購入する意欲が頭をよぎったのですが、販売手数料を考えるとやや躊躇してしまいます。
株は何回も売買を繰り返してくれれば手数料収入が増えるけど、投信は保有されたままだとわずかな信託報酬しか販売会社に入ってこないという事情があるにせよ、楽天証券では投信の販売手数料の90%をポイントで還元して楽天市場で使えます。
ネット証券他社にもこのくらいの意気込みで投信を販売して欲しいです。