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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

投資信託のコスト1/販売手数料

投資信託は委託会社(運用する会社)に運用を一任する商品ですので、そのサービスに対して対価を支払う事になります。

実際に投資信託でコストを負担することになるのは以下のような場合です。

・買う時にかかるコスト:販売手数料

・保有している時にかかるコスト:信託報酬

・売る時にかかるコスト:信託財産留保額、税金

今日は買う時のコスト。販売手数料についてです。

!2 販売手数料

投資信託を購入する時に販売窓口となる会社(銀行や証券会社など)に支払う手数料です。

これは、全て販売会社の取り分になります。なので、銀行は販売手数料が高い投信を好んで販売したがる傾向があります。

現在一般的なラインとして株式投信で3%、債券投信で1〜2%というところです。

中には販売手数料が無料なんていう良心的な投信もあったりします。できればそういう投信を買うのが望ましい所です。

あまり気にされていないようですが、販売手数料は投資信託を売っている会社によって異なります。

あくまでも投信としては何%以下という基準しか設定していないのである販売会社では販売手数料3%の投信が別の販売会社では手数料無料というケースもあります。

!3 SGターゲットジャパンオープンの例

楽天証券→販売手数料無料

Eトレード証券など→販売手数料3%

また、大口で一括購入することで販売手数料が安くなることもあります。

この手数料は運用には全く関係ありませんから、できるだけ安い販売会社で買う事をお勧めします。(新しく口座を作るのが手間ですが)