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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

BRICsとIBSAC

最近話題の「BRICs」。

ブラジル、ロシア、インド、中国(China)の頭文字を取った物でアメリカのゴールドマンサックス社が今後の成長が期待される新興市場をひとくくりにするために作った造語です。

日本でも中国株やインド株への投資が流行っていますが、同じような新興国を表す言葉に「IBSAC」というのがあります。

こちらは今年の2月にイギリスG7サミットで使われるようになった造語でインド、ブラジル、南アフリカ(South African)、中国の4カ国で構成されています。

なんでロシアが抜けて南アフリカに変わっているのか?

別にロシアが有望ではないというのではなく、ロシアは既にG8に含まれる経済大国で新興国ではないという意味合いがあります。

で、代わりにアフリカ支援という意味合いも込めて南アフリカが入ったようです。

BRICsは経済的な観点からの新興国を表し、IBSACは政治的な観点からの新興国を意味しています。