マネックスビーンズ証券で「お手軽!投資信託で国際分散投資」と題した投資信託を使った「国際分散投資」を推奨する企画がHPに出ています。
[お手軽!投資信託で国際分散投資(マネックスビーンズ証券)]:http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G600/trt/kokusai_bunsan.htm
マネックスといえば、アセットアロケーションの伝道師、内藤忍氏がいるので、その影響を受けての企画なのでしょうが、紹介されているポートフォリオはよく分散されているとは言い難いものばかりです。
内藤忍氏がいながら、こんなポートフォリオを参考に出して来るなんて・・・
・日経225ノーロードオープン 25%
・HSBCチャイナオープン 20%
・HSBCインドオープン 20%
・フィデリティヨーロピアングロースオープン 20%
世界株インデックスに相当するファンドへ投資していながらヨーロッパのアクティブファンドを追加で買ったり、新興国(中国、インド)へ40%も投資していたりとバランスが悪いのではないかと思います。
でも、3つの中では一番まともですが・・・
・HSBCチャイナオープン 30%
・HSBCインドオープン 30%
新興国への比重がかなり高いです。成長力に期待しているのでしょうけれども、内藤氏が訴えたかった分散投資とはこういう事ではないでしょう。
・アジアフォーカス 50%
これに至っては驚くばかりです。世界株インデックス50%にヘッジファンド50%のポートフォリオ。バランスの悪さもここまでくればあきれるばかり。オルタナティブ投資はスパイス程度にっていう販売方針だったと思うのですが、マネックスビーンズさんではこんなに集中投資して欲しいのでしょうか?
内藤さんの本を読んだ人向けの企画なのかな?と思ったのですが、違うんでしょうかねぇ?