マネックス証券が8月から新たに2つのオルタナティブファンドを販売すると発表しました。
一つは世界中の非上場株式とヘッジファンドへ投資するファンド・オブ・ファンズの「プレミアム・ハイブリッド2006」。
もう一つは中華圏の株式へのオルナタティブ投資(ロングショート戦略)をするファンドの「チャイナ・フォーカス」。
これで既に販売されている日本とアジアを投資対象としたヘッジファンドのファンド・オブ・ファンズの「アジアフォーカス」を含めて3本のオルタナティブ商品を販売することになります。
プレミアム・ハイブリッド2006は8月14日から12月7日までの期間限定の販売。
当初1口10,000円で50口以上の販売ですので最低50万円から。
10月までに購入すると販売手数料が20%〜10%キャッシュバックされます。
信託期間は15年で設定日より5年間は換金できないので投資に当たっては注意が必要です。また、6年目以降も年に2回しか換金できません。
換金がしづらい商品ですので投資に当たってはよくよく考えた方が良さそうです。
チャイナ・フォーカスは8月10日より販売開始。
信託期限は無期限で運用はフルトンが行います。
中華圏(中国本土、香港、台湾)へそれぞれ1/3ずつ投資し、20%〜50%の株価指数先物のショートポジションを持つことでリスクを低減します。
10万円以上1円単位で購入できます。
投資対象が中華圏に絞り込まれていますのでアジア・フォーカスよりもリスクが高いと思われます。(その分最低投資額は少なくなりましたが)
信託報酬は基本報酬が年1.89%(税込)+成功報酬が基準値(ハイ・ウォーターマーク)超過分の15。75%(税込)となっています。
解約代金の受け渡しは5営業日後という事なのでアジア・フォーカスよりも換金性は良くなっています。
個人的には換金性が悪いのでプレミアム・ハイブリッド2006は見送り。チャイナ・フォーカスはオルタナティブ部門への投資資金に余裕があれば検討する程度の興味です。
個人的には中華圏へ投資するならヘッジファンドでリスクヘッジした後のリターンよりも通常のロングファンドでのリターンでいいかな?と思います。個別に中国株ファンドなどへ投資する予定は今のところありませんが。