投資信託評価機関のモーニングスターが昨年1年間の運用成績から優秀ファンドを選定する「Fund of the Year2006」の発表がありました。
国内株式部門、国内・国際債券部門、国際株式部門、国内ハイブリッド型・国際ハイブリッド型の4部門からそれぞれ最優秀ファンド1本と優秀ファンドが選ばれるのですが、今年の受賞ファンドは見事に毎月分配型ファンドがそろいました。
※下記の表の赤色は毎月分配型、青色は年4回分配型です。
★国内株式部門★
最優秀:
アクティブ バリュー オープン『愛称 : アクシア』
優秀:
住信 SRI・ジャパン・オープン『愛称 : グッドカンパニー』
ノムラ・ジャパン・オープン
フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)
ニッセイ日本勝ち組ファンド
★国内・国際債券部門★
最優秀:
優秀:
★国際債券部門★
最優秀:
グローバル・ハイインカム・ストック・ファンド
優秀:
DIAM 世界好配当株オープン(毎月決算コース)『愛称:世界配当倶楽部』
グローバル高配当株式ファンド(毎月分配型)『愛称:軍配』
グローバル好配当株オープン
ダイワ・グローバルREIT・オープン(毎月分配型) 『愛称:世界の街並み』
DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算コース)『愛称:世界家主倶楽部』
★国内ハイブリッド型・国際ハイブリッド型 部門★
最優秀:
りそな・世界資産分散ファンド『愛称:ブンさん』
優秀:
世界三資産バランスファンド(毎月分配型)『愛称:セッション』
グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型)
この中で国内・国際債券部門、国際株式部門、国内ハイブリッド型・国際ハイブリッド型で選ばれたファンドの中でグローバル・ハイインカム・ストック・ファンドのみ3ヶ月決算で、他は全て毎月決算型です。さすがに国内株式部門は1年決算が中心ですけど。
長期資産形成を考えたら毎月分配型は不利なのですが、そういうファンドばっかり優秀ファンドとして選ぶのはどうなのかなぁとちょっと思いました。