中国で食塩ではない偽物の塩が流通していて、健康被害が懸念されているようです。
偽物の塩がなんなのかというと製塩工場の廃液から作られた不純な塩や化学工業の原料にされる「亜硝酸塩」だとか。
この亜硝酸塩は長期的に摂取していると中毒になり、ひどい場合にはガンになってしまう危険性を秘めているそうです。
亜硝酸塩は食塩の1/9の価格で手に入るため、それを食塩として販売すればボロ儲けできるというのが背景にあるそうなのですが、ひどい話だなぁ。
広東省広州市の食料品市場で食塩を扱う90店舗を調査したところ82軒で偽塩を販売していたというので、この問題は今後社会問題化しそうですね。
闇の塩といえば水滸伝の中でも反乱軍の活動資金として闇の塩の売買があったけど、闇とはいえ真っ当な塩だったからなぁ。
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