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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

マネックスのAvest-Eオンラインセミナー見てみました

先週行われたマネックス証券での朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(愛称:Avest-E)のオンラインセミナーを見てみました。

オンラインセミナーオンデマンド

冒頭で名前の由来について説明があり、NvestというのはアメリカのNvest社の事で朝日ライフアセットとNvest社の提携で運用されているファンドという事で「朝日Nvest〜」という名前になったそうです。(運用を担当しているハリス・アソシエイツはNvest社の子会社に当たる)

愛称は朝日のAとNvest社のvestを足したのにエクイティのEがついてAvest-E。

そういう由来だったんですね。

今回のセミナーは運用報告書の中身を説明するような感じで進んでいくのですが、昨年の成績だけでなく運用報告書に記載のある分の過去の運用についても説明があったのは良かったです。

まあ、毎年運用報告書読んでればいいんですけど。

あとは四半期報告書で個別銘柄のチャートが掲載されるのですが、今ちょうど話題のダイムラー・クライスラーを保有するにあたった理由とか同じくバフェットの影響で最近注目を集めているユニオン・パシフィックについても説明がありました。

個別銘柄に関する細かい説明はなかなか聞く機会がないですからね。貴重な話を聞けました。

また、最後に質問コーナーがあったのでちょっと抜粋。

Q.分配金が出ないと基準価額がすごいことになりませんか?

A.マザーファンドは分配金を出していないので参考として3月現在で39,038円

Q.ファンドマネージャは同一ですか

A.2名体制で運用しており、2005年に1名変更になりましたが運用に影響は出ていません

Q.既に400億円を超えてますが望ましい資産規模はありますか

A.時価総額が10億ドル〜50億ドルの銘柄が中心なので問題ないが、あまり多すぎない方がいい。また、急激な増加は望ましくない

Q.新興国への投資は

A.韓国とメキシコにそれぞれ1銘柄投資してます

Q.欧州株比率を高める予定はありますか?

A.2005年くらいまで米国株が35%程度で欧州株の比率が高かった。これは欧州株が割安だったから。今は欧州株が上がって米国株に割安な銘柄が多いと考えている。国を意識せず世界中から割安な銘柄を探して投資している。

Q.1銘柄の投資金額が大きくなると売りにくくないですか?

A.時価総額10億ドル〜50億ドルの銘柄や50億ドル以上の銘柄が多いので問題なし 実際には1年以上かけてじっくり売ったりしている。

そして「なぜ分配金を出すのですか」という個人的に最も聞きたい質問がチャットコーナーに表示されたまさにその時に時間切れ。

狙った?

結局分配方針については話してなかったですね。チャットコーナーでも分配金に関する議論が盛り上がってたんですけどね。あの感じだとセミナーのアンケートにはきっと分配金についての事が結構書かれたんじゃないでしょうか?

朝日ライフアセットは問い合わせできるメールアドレスがないんですよね。本当はメールで分配方針について聞きたいのに。

ホームページのリニューアルも考えてるそうなので、そうしたらメールでの問い合わせも受けて下さい。>朝日ライフアセットさん

チャットコーナーで分配金が出ないと基準価額が上がって買いにくくなるという話が出ていましたが金額指定で購入できる販売会社であれば基準価額がいくらであろうと関係ないんですけどね。

中には1万口以上という販売会社もあるでしょうからそういう会社で買っている人なんでしょうけど。

なかなか面白いセミナーでしたのでAvest-Eを持っている人は見てみてはいかがでしょうか?

マネックス証券に口座を持っていなくても見れます)