HD-DVDがなぜ負けたのか興味深い記事を読みました。
1.低容量のものは負ける
VHS vs ベータ
VHS:2時間
ベータ:1時間
8mm:1時間
DVD規格
SD(松下/東芝):5GB
MMCD(ソニー):3GB
次世代DVD規格
ブルーレイ:1層25GB 2層50GB
HD-DVD:1層15GB 2層30GB
一般消費者は画質の善し悪しよりも容量の大きな規格を好むようです。
2.過去のフォーマットホルダーが負ける
・カセットテープの技術を開発したフィリップスはDCCを作成したがMDに負けた
・ソニーはCDの延長線上の技術でMMCD規格のDVDを作成したがSD規格のDVDに負けた
・東芝はSD規格DVDの延長線上の技術でHD-DVDを作成したがブルーレイDVDに負けた
既存の技術を持つメーカーが、次世代規格も現行技術のブラッシュアップで囲い込もうとするが成功した試しはない
こうやって言われてみるとなるほどって気がします。
次に新しい規格が出てきた時にどっちが生き残るか考える参考になりますね。