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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

主要金融市場の時価総額比率

三菱東京UFJ銀行で販売されている先進国株式インデックスファンド

販売手数料が2.1%(税込)とられるのと四半期毎に分配金が出るのに目をつぶると信託報酬0.84%(税込)で日本を含む先進国23カ国を対象としたMSCIワールドインデックスに連動するインデックスファンドという事で、まずまずの商品と言えます。(銀行で買える投信という意味ではかなりいい商品と言えますが)

その販売用資料に2007年12月末時点での主要金融市場の時価総額比率が書かれていました。

・先進国株式 47.0%

新興国株式 6.0%

・先進国債券 42.8%

新興国債券 2.9%

・先進国REIT 1.3%

これを見るとまだまだREIT時価総額が小さいですね。

今話題の商品先物コモディティ)市場なんて更に小さいですからね。

年金資金が入るにはちょっとプールが小さすぎる気がします。

この時価総額を見る限り、株と債券の分散投資でまだまだ十分なのではないでしょうか?

確かにREITや商品は株や債券とは異なった値動きをしますが、市場規模が小さすぎて何か合った時に過剰に反応してしまう傾向にあると思います。

投資の王道たる先進国の株と債券。

ここをしっかり抑える事が重要だと再認識しました。