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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

楽天株式ファンド月次レポート(2008.6)

長期投資ファンドの中でも系列の証券会社での販売に専念するという特徴を持った楽天株式ファンド

5月30日の設定から1ヶ月が過ぎた6月末時点での月次レポートが公開されました。

それによると純資産総額は1億51百万円。

投資信託が32.0%、短期金融資産が68.0%となっています。

投資信託の内訳では

さわかみファンド 16.1%

・コムジェストヨーロッパ 6.4%

・コムジェストエマージング 9.5%

日本株が多く、ヨーロッパが少なめな配分です。

ただ、ファンドマネージャのレポートによると割安具合を見ながら買っているようなので、今後もこの配分なのかどうかはわかりません。

株価はもっと下がるかもしれないけれども、いつ反転するかはわからないのが株価なので、割安な時は少しずつ買っていくという方針。

運用を行っている私は、株価が下落し割安度が強まれば強まるほど、長期的視野に立って着実に買い増していこうと考えています。

ファンドマネージャー久保田氏のこの言葉が長期投資ファンドに共通する想いです。

楽天投信のファンドレポートはどんなのになるのかな?と期待していましたが、既存投信会社とほぼ同じような体裁のレポートでした。

ファンドマネージャの言葉が1ページ以上書かれているので、そこら辺は既存投信会社のレポートと違うなとは思いますが、直販独立系投信会社ほどの情熱は伝わってきません。

今のところ、日本株と欧州株と新興国株だけが投資対象というのもこのファンドの特徴で、その他のおらが町ファンドやセゾン達人ファンド、ありがとうファンドなどはアメリカ株を含むファンドに投資しているんですよね。

何故この3つだけ?

アメリカに投資しなくていいの?

今後他に組み入れファンドを増やす計画はあるの?

そういった投資家が知りたい情報はレポートに書かれていませんでした。(1万円だけですけど一応自分もこのファンドの投資家なので)

かいたく&楽知んセミナーで澤上社長がまだまだ驚くようなファンドを連れてくるって話していましたが、ベールに包まれたそのファンドがアメリカ株ファンドなんでしょうか?