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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

分配金で確定申告が必要になるのは2年間だけなんですね

今週号の週刊東洋経済の特集記事「出直し!見直し!今だから役立つ家計&投資徹底ガイド」の中で来年以降の証券税制について書かれた記事があり、それによると今問題になっている分配金が100万円になると確定申告が必要になるケースというのは2009年と2010年の2年間だけとありました。

2011年には配当も分配金も譲渡益も税率20%に統一されるので特定口座で源泉徴収有りの場合は確定申告が不要とのこと。

毎年の事ながらわかりにくい税制ですね。毎月分配型投信を持っている人が分配金をあまりもらい過ぎると確定申告をすることになり、それによって配偶者控除や扶養者控除なんかが受けられなくなったり、健康保険も割高な国民健康保険に加入することになったりと結構インパクトの大きい来年の証券税制ですが、たった2年のためにこんなに複雑にすんのかよってのが個人的な感想です。

っていうか特例がありすぎてわかりづらいので、スパッとわかりやすい税率に一本化して欲しいんですけどね。

他の記事はグロソブを持ち上げたり落としたりと一貫性がなかったり、意味の分からないファンドランキング(分配金の多い順、純資産の多い順など)とか正直どうでもいい記事が多かったですが、ここだけは勉強になりました。