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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

マネーカレッジで長期分散投資ブロガーの目標配分公開

マネーカレッジでマネーカレッジ代表の木田さんと長期分散投資ブロガー7人の目標アセットアロケーションを公開しています。 長期分散投資ブロガー集合!(マネーカレッジ) その中で、僕の目標アセットアロケーションも公開されているので補足です。
これが、僕の現時点での目標アセットアロケーションです。 日本株:35% 外国株:35% 日本債券:30% 生活防衛資金は個人的には持っていませんが、奥さん名義で用意してあります。 というか、必要になったら投資しているお金を躊躇無く解約するという方法を取っています。 リスク許容度的には100%株式でも良いくらいなのですが、インデックス運用をしていても谷の深さは避けられないのでリスクを抑える為に日本債券を多めに組み入れています。 過去には日本債券は眼中になくて外国債券インデックスファンドを利用していたのですが、外国債券って為替の影響を大きく受けるので円高に触れた時にダメージが大きいんですよね。 平常時は良いのですが、昨年のような事が起きた際にダメージを抑える為には為替の影響を受けない日本債券が一番だなという考えになりました。 これまた過去にはREITコモディティなんかも積極的に組み入れた時期があったのですが、資産配分を固定するやり方である以上色々ごちゃごちゃやった所でそんなに大きくは影響が出ない。山崎元さんもコラムで書いていましたが、仕事を頑張って補完できるような程度の差しか出ないので、だったら等分するのが簡単だし、いいかな?と思ってます。 所詮予想できる期待リターンや想定リスク値も1年程度のものだし、長期になると台風の進路並みに幅が広がっちゃってどこに落ち着くかわからないというのが正直なところですし。(台風が明日どこにいるかは割と予想できますが、1週間後どこにいるかは想定円が広くなりすぎて結果として意味ないですよね) そもそもリスク、リターンの計算の前提になっている株価が正規分布の値動きをするというのも怪しいところです。 とりあえず簡易的な考え方として 1.日本株、外国株とも半分に外国債券は-30%程度を覚悟する 2.1のケースが発生しても投資を続けられると思われる残りの額を日本債券 という感じです。 これも1年を振り返ってみたらこのくらいだったという程度の話なので、1年以内の短期ではもっと大きな損失を抱える事も十分に考えられます。 ちなみに、損失に耐えられるというのは頭で思っている以上にハードルの高いところなので一度暴落相場を経験するまでは債券を多めにしておくのがオススメです。じゃないと、当初の予定では耐えられると思っていた範囲内でも損失に耐えられずに投資をやめてしまう場合が往々にしてあるからです。 平常時はリスクを低めにしておいて、大暴落という異常事態になったらリスクを取りに行くというのができるようになるといいんですけどね。 投資初心者の方に一言伝えたい事といえば、 欲張らず、無理なく続ける事ができる範囲内でのリスクに留める事。 リターンを追求して過剰なリスクを取ると暴落相場で資金を吹き飛ばしてしまい、耐えきれず市場から撤退することになってしまいます。