モーニングスターが選ぶファンドオブザイヤー2009が発表されました。
今年はTwitterでも結果が発表されたり、新しい流れを感じさせるものでした。
また、昨年までは「国内株式型」、「国際株式型」、「国内債券型・国際債券型」、「国内ハイブリッド型・国際ハイブリッド型」の4部門での選抜でしたが今年型「高利回り債券型」と「オルタナティブ型」の2部門が追加されています。
2009年のファンドオブザイヤーに選ばれたファンドは下記の通り
国内株式部門:
スパークス・ジャパン・スモール・キャップ・ファンド 『愛称:ライジング・サン』 (スパークス・アセット・マネジメント株式会社)
国際株式部門:
朝日Nvest グローバル バリュー株オープン 『愛称:Avest−E』 (朝日ライフ アセットマネジメント株式会社)
国内債券型・国際債券型部門:
ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド (三菱UFJ投信株式会社)
高利回り債券型部門:
フロンティア・ワールド・インカム・ファンド (新光投信株式会社)
ダイワ・グローバルREIT・オープン(毎月分配型) 『愛称:世界の街並み』 (大和証券投資信託委託株式会社)
国内ハイブリッド型・国際ハイブリッド型部門:
野村世界6資産分散投信(分配コース) (野村アセットマネジメント株式会社)
朝日Nvest グローバル バリュー株オープンなんかはかなりいいファンドだと思うのですが、実はモーニングスターのアワードでは2003年のルーキーファンド部門で優秀ファンドに選ばれて以来の選出。
リッパーのファンドアワードではよく選ばれているんですけどね。
Avest-Eコラムも久々に更新されています。
10月1日に第一回、第二回目が4ヶ月後の2月1日でファンドオブザイヤー受賞のお知らせってやる気の無さも、これを気に見直して欲しいです。
ちなみにアメリカのモーニングスターのファンドマネージャーオブザイヤー2010では運用委託先のハリスアソシエイツが国際株式部門で過去10年で最高のファンドマネージャーとして表彰されたそうです。
ハイブリッド型部門で選出された「野村世界6資産分散投信(分配コース)」は2007、2008に続いて3年連続での受賞。
この部門において敵なし状態です。
選考理由を見ると設定来5年連続の資金純流入、また解約率は4%(類似ファンド平均22%)という素晴らしい結果。
ゆうちょ銀行の投信販売において安定的な支持を受けているようです。
インデックスファンドとしては物足りなさも感じますが、地方ではこういう商品が選ばれているんでしょうね。
ゆうちょ銀行関連では国際株式部門で日興五大陸株式ファンドが優秀ファンドに選ばれていました。
こちらは先進国+新興国へまとめて投資するインデックスファンド。
最近ゆうちょ銀行での投信販売があまり話題にのぼりませんが、着実に増えているようですね。
毎月分配型が相変わらず多いですが、資産形成層にとって長期で付き合えるファンドも今後はどんどん選ばれるようになるといいなと思います。