クローバー・アセットマネジメントからかいたくファンドの第二期運用報告書と新しい目論見書が届きました。
運用報告書はこちらでも公開されています。
第二期（2009.2.26〜2010.2.25）の騰落率は21.0%でした。
投資信託組み入れ比率は2009年2月が47.4%だったのが2010年2月には69.4%と、この1年で約20%程組み入れ比率が増えています。
昨年の売買状況を見ると、TMA長期投資ファンドを9,000万円、コムジェストヨーロッパファンドを500万円購入、売付は0円です。
キャピタルやコムジェストの新興国ファンドの追加購入はなかったようです。毎月のレポートを見ていてもTMA長期投資ファンドの比率が少しづつ上がっていくのが実感としてありましたが、結果として2ファンドしか購入していなかったというのは驚きでした。
ヨーロッパファンドは2010年に入ってからユーロ安や欧州の株安で割安感を感じたということで追加購入したという事です。
運用方針：
リーマン・ショックの後、日銀が金融緩和に積極的でないことからリスク回避や円高の可能性が高いという見通しにより、円資産中心という方針をたてました。
TMA長期投資ファンド：ボラティリティが低く日本株比率が高いので定期的に購入
欧州株：金融危機後の問題を先送りしたと判断し、積極的に買わない
今後の運用方針：
先進国→不況抵抗力の強い銘柄に投資しているファンドを割安なバリュエーションで投資
新興国→インフレや通貨危機を乗り越える企業に投資しているファンドに投資
という方針を継続。
2010年も引き続きTMA長期投資ファンドをメインに据えて株式比率を継続的に高めていく方針と思われます。
4月1日付でかいたく投信はなくなってクローバー・アセットマネジメントの一部門という事になりましたが、ファンドの運用方針は変わらないという事ですので、これからも積立を継続していきます。
