2010年12月の『ひふみ投信』
レオス・キャピタルワークスがひふみ投信の月次運用報告を公開しています。こちら
ひふみ投信概況
純資産総額 11 億 4,700 万円
株式 93.52%
現金 6.48%
組み入れ上位10銘柄
全56銘柄
運用成績
1ヶ月 6.85
3ヶ月 9.36
6ヶ月 6.37
1年 1.86
設定来 21.89%
直近1年のリターン
ひふみ投信 1.86%
直近2年のリターン(年率換算)
ひふみ投信 5.95%
標準偏差(1年)
ひふみ投信 16.55
シャープレシオ(1年)
ひふみ投信 0.18
※投信まとなびより
お知らせ
ひふみアカデミー(12月の運用報告)のUstream配信アーカイブ(録画)
ひふみアカデミーの運用コメントより:
基準価額 12,6414円という事でひふみ投信の運用始まって以来一番良い基準価額
前回のマーケットのピーク時より低い状態で超えたということで運用については比較的成功したのでは?
今良くてもこれから良くなければ全く意味ないので今後も一生懸命運用してこの高値を超えていきたい。
12月の相場は11月と似ている流れ
12月頭に欧州の不安と朝鮮半島の砲撃事件があったがそれを飲み込む力強い動き
米国の景気回復が数字上現れるようになり、円高状況が止まった
輸出産業にとって米国の景気回復は望ましい
アジアは必ずしも好調というわけではないが、その割には日本株が強い
日本株は悪かった印象があるがユーロベースで日経平均が+20%強
ヨーロッパから見ると儲かっている
最近では為替に関して年末90円という予想も出ている
円高傾向が止まらないから円安傾向の意見も出てきた
日本の場合は米国の景気と通貨安の影響を受ける
対アジア通貨に関しても円安になるかも
日本にとってのミニ反発になるかも
12月小型株が反発
レオスにとって得意なマーケットだった
中小型株は創業時から力を発揮してきた分野
ネットを減らして自動車や電子部品関係にシフトしたのが寄与した
10月後半から対応を進めていたのが11月後半から12月に成果として現れた
リーマンショック後に構造改革をした会社が大きな成果が出ている
最高益を記録する会社もちらほら見かけられる
組入銘柄ではカヤバ工業、イーグル工業、ティラドなど
自動車部品関連を会社訪問していて自動車部品会社は90年代から中国、米国に進出しているので海外の人もいるし、英語アレルギーがない
管理部門にも外国人が入ってきている
ユニクロ、楽天でグローバル化が言われているが自動車セクターではもう既にやっている事
新任取締役が中国工場や中国でマーケティングしていた人がなることも
日本企業の足腰は改善している
鉄鋼、造船など一度不況期のあった会社も海外進出してよりグローバル化が進んだ
自動車やエレクトロニクスにも進出
東証一部、二部上場の中堅中小企業(メディアの目に触れない会社)の進化が早い
そういった会社を継続して追っていく
セミナー情報
1月18日(火) ひふみサロン(ゲスト:星野 泰平氏)
1月22日(土) 株なびカンファレンス 注目銘柄じっくり研究セミナー[外部セミナー]
1月23日(日) ひふみフォーラム GOLD & GREEN キラリと輝く投資の心構えを語ります!!
豊島 逸夫氏(ワールド ゴールド カウンシル日韓地域代表)
渋澤 健 氏(コモンズ投信 会長)
中野 晴啓 氏(セゾン投信 代表取締役社長)
藤野 英人(レオス・キャピタルワークス 取締役CIO)
コーディネーター 鈴木 亮 氏 (日経マネー編集長)
1月28日(金) 日経マネーナイト in 関西 [外部セミナー]
2月8日(火) ひふみアカデミー
関連URL
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