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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

所沢市議補欠選挙終わって(投票率について思う事)

昨秋の衆議院選で自民党から出馬した新井議員が所沢市議などに政党助成金を使って買収工作をしかけていた事件を受けて所沢市議会から10名の逮捕者を出してしまい、その補欠選挙が昨日行われました。

欠員10に対して立候補者は25。当初予算は立候補者18名で9,000万円だったのが1億500万円にまでふくれあがりました。

競争率2.5倍にもなった激戦にも関わらず投票率はたったの28.4%と昨年4月の45.5%を大幅に下回りました。今回の事件で余計に政治不信が増大したのかもしれませんが、であればこそ投票するという行為を放棄して欲しくなかったです。

ただ、この投票率について読売新聞の記事に興味深い一文を見つけました。

二〇〇三年四月の所沢市議選(投票率45・51%)で、公明党は六人全員が当選し、合計約一万九千票を集めた。その公明党が市議補選では擁立を見送ったこともあり、「30%は何とか超えてもらいたい」と、市選管は早くも低投票率を覚悟したような口ぶりだ。 [(読売ON-LINEより)]:http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/011/1.htm

実際、投票率選挙管理委員会の予想通り30%を切りました。

!2えーっと、公明党支持者は自分とこの候補者がいないと投票に行かないんでしょうか?

それってちょっとおかしいんじゃありません?もちろんちゃんと投票に行かれた方も多数いらっしゃるんでしょうけど。

公明党に限らず支持政党から候補者が出ていないから投票に行かないというのは、問題だと思います。

今回の選挙では共産党民主党といった支持基盤を持った候補者が上位を占めました。最近の無党派候補優勢の流れの中ではとても特殊な例だったんじゃないでしょうか?

25日に行われる新井元衆議院議員補欠選挙には自民党からも候補者が出るので公明党の支持も得る事になるでしょう。その時どの程度投票率は回復するのでしょうか?そちらも興味深いです。