毎日放送のニュースで6月14に放送された「北海道物産展の裏側」のWebでの記事を見て驚きました。
実際には北海道に店を持っていない業者がデパートの北海道物産展などに出店、ただの海鮮弁当や珍味などを「地元で有名」などの枕詞をでっちあげて販売しているようなのです。
実際にはアラスカ産の鮭でも北海道産と偽って売ったり、にしんの珍味のラベルを見ると製造場所が北海道になっていないなどはザラだとか。
しかも、催事屋と呼ばれるそれらの業者は地元の言葉を覚えて、九州物産展に使ってた物を今度はラベルを貼り替えて三陸や北海道物産展に使い回したりもしているらしい。
一応、デパートの方もそうした不正業者を排除しようとはしているとコメントしているのだけれども、実際の所は百貨店担当者にとっては現地から呼ばないので交通費などが不要、こうした業者の販売スキルは高く物産展は売り上げがかなり見込めるなどの利点があり、物産展が終わるとデパートの担当者のゴルフクラブが新品に変わると言われているくらいデパート側も売り上げ的においしい物産展はぜひやりたいので偽ブランド業者と結託して物産展をやっているという事になるらしい。
デパートで売られているブランド品はさすがに偽物という事はないだろうけど、物産展では偽ブランド業者と結託してたのね。
特に北海道物産展は数ある物産展の中でも人気があるそうなので、この手の業者も多いらしい。
物産展好きな人は結構多いですけど、気をつけましょうね。
チラシを見て良さそうなのみかけたら事前に調べるくらいの事はした方がいいのかも。
[北海道物産展の大ウソ(前編)]:http://mbs.jp/voice/special/200406/0614_1.html
[北海道物産展の大ウソ(後編)]:http://mbs.jp/voice/special/200406/0614_2.html