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"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

ロストジェネレーション

朝日新聞でこのところ25歳〜35歳までの「ロストジェネレーション」についての記事が連載されています。

自分も含めて就職氷河期に社会に出た「格差世代」と呼ばれる世代なのですがちょっと前までは団塊ジュニアって呼ばれてましたよね。それがいつのまにかずいぶんな言われようです。

今日は「難婚世代」と題して男女それぞれ1人ずつ紹介されていたのですが・・・

34歳の女性が結婚相手として望んでいるのは年収1,000万円で、最低でも正社員。閑静な世田谷区に住んで子供は海外留学させ、夫が休みの時には家族で旅行する・・・

そんなの狙ってたらそりゃー難婚だねぇ。

「自分だけでは年収500万円も無理。結婚は自分の生活レベルを上げるチャンス」とか言われちゃうと、個人的にはなんだかなぁと思ってしまいます。

価値観は人それぞれですけど。

31歳男性は秋葉原通いでフィギュア作りにも凝っていて結婚するにあたってそれを止める気はない。趣味を認めてくれる人が絶対条件。将来は全員メイド服を着た介護施設に入っている姿が浮かぶ・・・

「生身の人間はゲームと違って思い通りにならない」こんな事いう人はこれまた結婚するの難しそう。

うちの世代をロストジェネレーションと呼ぶのはいいけど、こういう特殊な人を取り上げて難婚世代って言われるのは納得がいかないなぁ。

どの世代にしたってこの例に出てきたような人達は結婚するの難しいでしょ。

朝日新聞の特集記事に出てくる人って自業自得だと思える人が多いんですよね。

よりセンセーショナルな人を紹介して興味を持ってもらおうというワイドショーや週刊誌的発想が感じられていまいち。