マネックス証券が1月26日から「マネックス資産設計ファンド」を販売します。
国内外の「株式」「債券」「不動産(REIT)」に投資する最近流行のバランスファンドですが、ノーロードで信託報酬が0.9975%(税込)、分配金を積極的に出す「分配型」と長期資産形成を目指す「育成型」の2つのコースがあるのが大きな特徴だそうです。
マネックス資産設計ファンド
育成型はあくまでも配当や金利収入の中で分配金を出すということですが、できればあまり分配金を出さないで欲しいです。
分配型は配当・金利収入を毎月の分配金に、売却益を半年ごとの分配金に回すという事ですので資産を殖やすよりもできるだけ減らさないように使っていくという年代の人向けに設計されています。
各資産は全て市場を代表する指標(インデックス)に連動するマザーファンドへの投資するというのもいいですね。
そして目玉は資産配分のプロであるイボットソン・アソシエイツが資産配分を決めるという点です。
普通こういったバランスファンドはあらかじめ資産配分が決まっているものですが、このファンドは資産配分を機動的に変更するようです。
販売資料では参考資料として6資産を均等配分した場合のリターンが掲載されていますが、資産配分をイボットソンが指定することが吉と出るか凶とでるのか・・・
資産配分の伝道師 内藤さんを抱えるマネックスとしてはなかなかいいファンドを出してきたと思います。
まだ信託報酬の内訳が発表されていませんが、きっと販売会社が0.6%を取っているのでしょうから運用会社のDIAMはなかなか良心的にこのファンドを設定したと思います。
内藤さんがかつてバランスファンドは「おまかせ定食」、個別にファンドを組み合わせるのは小鉢を自分で選ぶ「アラカルト」と言っていましたが、なかなかいい定食に仕上がっていると思います。
究極の資産運用おまかせ定食(資産設計への道)
マネックス証券には次は是非アラカルトで資産設計する人のための各種インデックスファンドを販売して欲しいですね。
自分はアラカルト派なのでこのファンドは買わないと思いますが、どういう資産配分で来るのかについては興味津々です。