パシフィコ横浜で行われたHuman Audio Spongeのチャリティーライブに行ってきました。
高橋幸宏、坂本龍一、細野晴臣という元YMOのお三方がCM限定で復活中に一同に介してライブをやるってんだから、さすがに今回は見逃せません。93年の再生コンサートの時はまだ学生で、ちょうど試験と重なって行けなかったんですよね。ついに14年越しの夢がかないました。
小児ガンの子供や家族、経験者に対しての支援をしているSmile Together projectの一環として行われたこのライブ。Human Audio Spongeからのメッセージとして細野さんが「YMOの以心電心という曲は子供のもつ手を自覚によって引き出し、自分で自分を救う力のことを歌ったもの」とありました。
というメッセージ通り、まずは「以心電心」からスタート。
HASの過去のライブは暗いイメージがありましたが、明るい楽曲からのスタート。ちょっと違うね。
続いて「スポーツマン」。先日発売された細野さんのトリビュートアルバムでユキヒロがカバーしてましたが、ここでもボーカルはユキヒロ。感激です。
そして、なんと今回のライブはMCがありました。ソロだとMCがあるのに3人だとMCがあるのは異例。ユキヒロも妙に緊張してました。
バルセロナで一番盛り上がった曲という事で「Riot in Lagos」「ONGAKU」と続けてYMO時代の曲を演奏。
色々ありましたが途中で遂にユキヒロがドラムに移動。その間、教授と細野さんがMCで間をつなぐというこれまた異例な展開。
ユキヒロがドラムに行ったって事はいよいよRydeenやんの?来たか?
と思ったら違った。
でも、教授の「War & Peace」は泣けました。スクリーンに流れる映像もすごく良かった。
なんて感傷に浸っていたら遂にあのリズムが・・・
「Rydeen 79/07」です。
生で聴けるなんてねぇ。
アンコールは2回。
2回目のアンコールではなんと教授がドラムを担当。
って事は・・・
そうです。
「CUE」です。
これも良かったなぁ。観客はみんなおとなしくてあんまり立っている人がいなくてユキヒロが「つまんない?」って聞いちゃうくらいだったけど、最後は総立ち。
盛り上がる曲じゃないけど、染み込みました。
すっかりYMOの曲をやるのに抵抗なくなってますね。お三方。
年をとって丸くなったのか。
そうそう、バックは細野さんの東京シャイネスにも参加していた高田漣や?野寛が努めてました。
いいライブだったなぁ。
チャリティという事で開演前に会場でも財団法人がんの子供を守る会に寄付してきましたけど、これだけいいものを見せてもらったんだから後でまた郵便振替で寄付しようっと。