フィデリティ証券がDIAM資産形成ファンド(愛称:スマナビ)というのを取り扱う事になりました。
DIAMといえば、マネックス資産設計ファンドを運用している投資顧問会社。
今度はどんな商品なんだろう?と調べてみたら機動的に資産配分を切り替えるバランスファンドでした。
積極タイプ:株式が割安と判断されるとき
国内株式 30%
外国株式 30%
国内債券 10%
外国債券 10%
国内リート 10%
外国リート 10%
中立タイプ:株式が債券に対して中立
国内株式 20%
外国株式 20%
国内債券 20%
外国債券 20%
国内リート 10%
外国リート 10%
安定タイプ:株式が債券に対して割高と判断されるとき
国内株式 10%
外国株式 10%
国内債券 30%
外国債券 30%
国内リート 10%
外国リート 10%
この3つをみずほ第一フィナンシャルテクノロジーが定量的分析を行い、判断するそうです。
販売用資料に仮の過去パフォーマンス(1989年〜2007年9月)が掲載されているのですが、単純に比較すると安定型>中立型>積極型というリターンになっています。あれ?
基本的に安定型が一番リターンが高い時が多いんですけど・・・
なにげに債券を多めに組み込んだ方がいいのかも。
なんて思うんですけど、ここからがみずほ第一フィナンシャルテクノロジーの腕の見せ所。
定量分析の結果、3つのパターンを切り替えるとリターンが300%程度から400%程度に劇的に改善されています。
本当にこんなにうまくいくのか疑問も残るのですが、雰囲気的にはブラックロック・グローバル・フレキシブル・バランス・ファンドに近いのかもしれません。
信託報酬も税込みで1.491%と同じくらいです。販売手数料は2.625%(税込)とだいぶ違いますが・・・
とはいえ、ちょっと運用状況に興味があるので試し買いしてみるかもしれません。(ブラックロックGフレキシブルとの比較用としてですが)