木曜日の朝日新聞夕刊のマネー回流というコラムで「長〜い投資 広がる信者」という題名でさわかみ投信の澤上社長の紹介と最近登場した地域系投信会社(さわかみチルドレン)について書かれていました。
チルドレンでは既に運用を開始した浪花おふくろ投信を紹介。
そして今日の日経ヴェリタスでも「地域ファンド設立をさわかみ投信」が支援という記事がありました。
先日rennyさんのブログでも出ていた楽天投信、こちらもさわかみ投信が設立支援しているそうです。
投資先はコムジェストが含まれているとか。
ここ2〜3年で個人の投資意欲が高まっており、さわかみ投信単体では対応しきれなくなっているという事もあっての地域投信の設立支援だそうで、3年後をめどに20〜30の設立を目指すとあるので独立系直販投信会社を応援目的で口座開設してるとえらいことになりそうです。
正直、投信会社が地域毎にある必要性はあまり感じないのですが、国際投信のようにお客様との距離を近くセミナーを積極的にやって安心していただくという方針をとるのであれば、小さな投信会社は営業範囲がせまい方がセミナーなどでのアフターフォローはしやすいのかもしれません。
地方と言っても小豆島なんかはグロソブの聖地と呼ばれるくらい投資資金が多いそうですし、身近な投信会社という形で地域密着できればいいのかなと思います。
いまのところ、地域投信と呼ばれる(さわかみのおっちゃんが言うおらが街ファンド)浪花おふくろファンド、かいたくファンド、楽知んファンドのいずれも投資先が株式ファンドばっかりなのですが、長期投信は株100%でいいんだ!って事で共通認識されているんでしょうか?
地方のお金を集めるのであれば同じさわかみチルドレンでもセゾン投信の株と債券の組み合わせによる資産配分型の方がニーズがあるような気がするのですが。
これまで預貯金しかしてこなかった人がいきなりそんなにリスクとれないと思いますし。