Site.M from 新所沢

"いい投資"探検日誌 from 新所沢の過去ログ#1(2003年7月〜2012年3月までの記事)

2009年12月の『ひふみ投信』

ひふみ投信の月次レポートが公開されています。 ひふみ投信(モーニングスター) ひふみ投信は先日の投信ブロガーが選ぶ!ファンド・オブ・ザ・イヤー2009でアクティブファンドとしては最高位の9位にランクインしています。 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2009 」でひふみ投信がランクインしました! 純資産額:4億52百万円 12月の騰落率:+1.99% 純資産口数:377,969,151口 資産内訳:  日本株:67.38%  現金:32.62% 1 小松製作所 2 総合メディカル 3 タビオ 4 ジェイアイエヌ 5 アスクル 6 日本電産 7 ワタミ 8 ニトリ 9 第一三共 10 トヨタ自動車 まずは目立った動きとして小松製作所が組入られて、いきなりトップに登場しています。 小松製作所については
海外でのシェアが高い会社です。それも今後世界でも成長が予想される、中国やインドやロシア、ブラジルなどの新興国の比率が高く、世界の成長の恩恵を受ける企業です。またハイテク化が進んでおり、建設機械GPSをつけて、生産現場でどのような場所でどのような動きをしているのかを探索するIT技術などのソフトウェアにも強みがあります。
という事で外需成長株の一つとして大幅に組み入れてきました。 ファンドマネージャー藤野さんのコメントから引用:
日銀は超緩和政策を続けており、全世界的に金融緩和政策が取られています。また在庫調整を急激に進めたエ レクトロニクス業界の中には回復基調を示している企業も増えてきており、世界的な景気の回復の兆しも見えています。 この兆しをうけ、前回の11月度のひふみのあゆみでも申し上げた通り、「外需成長株」の比率を今までの「内需成長株」 一辺倒の組み入れから上昇させています。また、現金比率も現在のところ少しずつ引き下げています。
今後世界的な景気回復が見込めることから、徐々に現金比率を下げつつ、内需成長株から外需成長株への切り替えを進めている最中のようです。 また、Webサービス機能についても3月をめどに開始予定とファンド保有者向けのレポートにはありました。 レポートもリニューアルされ、月前半のレポートでは前月の運用状況について、月後半のレポートではセミナーでの質問と回答やスタッフのコラムなどを掲載予定との事です。 このリニューアルでファンド保有者との距離がまた近づくことになると思います。 特に、遠方に住んでいる方にとってセミナーの内容や質疑応答の様子などは嬉しいのではないでしょうか? ひふみ投信、今年も引き続き積み立てを継続していきます。 ひふみ投信