今日仕事で行った先の隣がセミナールームだったのですが、そこで行われていた証券会社主催のオンライントレードセミナーも満員だったようです。
昨日のライブドアへの強制捜査で日本の株式市場は冷や水を浴びたかもしれませんが、昨年末の時点では日経平均はまだITバブルの水準に達していないのでまだ行けるという意見が多かったですし、今年に入ってからも週刊誌や雑誌などでは日経平均20,000円を目指すだの、今からでも間に合う株投資とか煽り記事が載っています。
確かに、日経平均は16,000円台とITバブルの時の20,000円を超えていた水準と比べると低いです。
でもこの日経平均がクセモノ。銘柄がしょっちゅう入れ替わっていてあまり継続性がありません。
東証に上場している全ての銘柄平均であるTOPIXの方が平均株価としての質は高いと思います。
両者の10年チャートを表示してみましょう。
日経平均は96年もしくはITバブルの時と比較すると20%程度マイナスの水準にいるのに対して、TOPIXでは同じ水準まで既に回復しています。
まだまだ株価は上がると楽観的になれるほど現在の日本の株価は割安とは言えません。