日本の森を元気にする為に、国産間伐材を使った割り箸を生産するワリバシカンパニーという会社があります。 昨年、ミュージックセキュリティーズでワリバシファンドに出資しましたが、ついに出資者特典の間伐材の割り箸が届きました。
割り箸は木を切るので良くないと考えられていますが、日本の森には木を太く育てるために隙間を開ける間伐が必要な森がたくさんあります。そして、間伐された木も売るために山から下ろすと経費が必要なため、山にそのまま捨てられているのが現状です。
そんな間伐材を割り箸にすることで、間伐を行う事による収入が得られ、日本の森の間伐が進み、結果として日本の森が元気になります。 更に、割り箸は回収されてオガコにすることで酪農家は海外から質の悪いオガコを輸入しないで済むようになり、家畜の寝床になったオガコは堆肥になって有機栽培に使われます。
春に岡山県の西粟倉村に割り箸製造ライン見学に行って来ましたが、出資者として実物を見るとここまで来たんだなぁと感慨もひとしおです。
自然に寄り沿った暮らしを提唱する岡山県西粟倉村。森も、人の暮らしも丁寧に積み重ねる、ニシアワーな時間を体験できる「源流の森ツアー」レポート | greenz.jp グリーンズ
箸袋に「お食事の前に木の香りをお楽しみください」と書かれていますが、無垢の木ならではのいい香りがします。 既に新宿などではワリバシカンパニーの割り箸を使っているお店も登場しているとか。 今後の展開にも期待です。
【関連URL】 ワリバシカンパニー
